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2020年07月30日 [ガン]

NO975・・・癌について

■癌の過剰診断問題について
 今年の1月にオーストラリアのボンド大学の研究チームがオーストラリアで1982年と2012年を比較して、2012年に癌と診断される症例が相当数増えているにも関わらず、この問の癌死亡数が増えていないことなどから、癌の過剰診断が増えているとする論文を発表しました。

 同研究チームによると、2012年では、男性の癌の4分の1、具体的には前立腺ガンの42%、腎ガンの42%、甲状腺ガンの73%、悪性黒色腫の58%が過剰診断されており、女性でも甲状腺ガンの73%、悪性黒色腫の54%、乳ガンの22%が過剰診断であったという事です。

 同様の研究はアメリカでも行われており、過去40年間のデーターを精査したところ、甲状腺ガン、腎ガン、および悪性黒色腫の発生率が急激に上昇している一方で、癌による死亡数はほとんど変化していないことが判明したのです。

 近年、ガンに対する検査精度が向上していることや、ガン検診の普及などでガンが発見される事が多くなっていますが、検診などで発見される1cm程度の以下のガンに関して、京都府立医科大学名誉教授の渡辺 泱(ひろき)博士によると、ガンがどんどん大きくなって生命の脅かすものは全体の20%に過ぎず、残りの80%についてはガンの成長が遅かったり、あるいは自然と増殖が止まってしまうそうです。

 ただし全体の5%程度は急速に大きくなるような悪性度の高いものだそうです。このような見方は現在の多くの研究者の間で共通認識となっており、欧米では悪性度が高くない癌の可能性が高いケースでは、ガンが見つかってもすぐに抗がん剤や放射線治療法などを行わず、まずは意図的監視(経過観察)を続けと言うのが主流となっています。

 同博士によると、ガンが見つかればすぐに手術や科学療法を行う事は患者にとってマイナスが大きいとしながらも、ガン検診などで発見される悪性度の高いガンに関しては早期に治療すべきであり、ガン検診などを否定するものではないとの事です。

発がんのメカニズムに続く(明日書きます)

続きは・・・癒しの森湯布院ブログ

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