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2021年08月28日 [除霊]

NO282・・・9 群盲、象をなでる

スピリチュアル寓話より

 町に盲学校があった。 あるとき、子供たちを森にピクニックに連れていった。昼ご飯を食べて、皆おもいおもいに休んでいると、そこに象と象使いが通りかかった。先生は子供たちに象という動物を学習させたいと思い、象使いに頼んでみた。象使いはにこにこしながら言った。

 「いいですよ。この象はおとなしいから、さわっても大丈夫です」
先生の指示にしたがって、子供たちは象をとりかこむようにしながら、それぞれ象に触れはじめた。一人の子供は象の耳にさわった。その大きな耳をやさしくなでながら、彼はこう思った。「象は大きなうちわのようだ」

 別な子供は象の足にふれて、思った。「象は太い柱のようだ」
また別な子供は象の鼻にふれて、「象は太いこん棒のようだ」と思った。
象の腹にふれた子供は、「象は大きな壷のようだ」と思った。
だれもが象にふれた体験をよろこんでいた。

 学校に戻ってから、先生が子供たちにたずねた。
「象というのは、どんな動物でしたか?」
子供たちは、それぞれ感じたことを話しはじめた。

 「象は大きなうちわみたいなものです」と最初の子供が言った。
「違うよ。君はわかっていない。象は太い柱みたいなものだ」と二番目の子供が言った。
三番目の子供が、笑いながら二人のあいだにはいって、言った。  

 「なんてばかなことを言ってるんだ。象はうちわのようでもないし、柱のようでもない。それは太くて長いこん棒みたいなものだよ」
三番目の子供が言いおわらないうちに、また別な子供が口をはさんだ。

 「だれもわかっていない。象は大きな壷みたいなものだ。そうでしょう、先生!」
子供たちの議論は白熱して、しまいには口論になっていった。それが峠をすぎたころ、先生が言った。

 「先生が象とはどんな動物か話してあげよう。みんなが言ったことは正しくもあり、また間違ってもいる。君たちのそれぞれが触れたのは、象という動物の一部分だ。そこから象の全体像を描こうとしても、それは正確なものではない。象はうちわのようでもあり、柱のようでもあり、またこん棒のようでもあり、壷のようなものでもある。そして、これらすべてをあわせたより以上のなにかだ。それは全体を見ることによってはじめてわかるのだ」

■病気の人や悟りを目指している人やヒーラーや治療に携わる人は、人間の全てを見て治療しなければならないという事でしょう。今の医療は全体療法ではなく、局所療法であるゆえに一つが治れば一つが悪くなるの繰り返しであるでしょう。癌細胞は死んだが正常な細胞も死んだでは話にならないのです。そして抗がん剤や放射線治療において白血球は少なくなり、免疫力は低下する。

 また、体内に炎症物質が増えると白血球は増える。これが陰と陽の関係であるので、中庸(ちゅうよう)を保つことを考えるのが根本療法であり、この関係をシーソーバランスともいう。要するにバランスが大事だという事になるのです。ある臓器が強くて、ある臓器が弱いことにより病気は発生する。これが東洋医学の根本理論であるのだが、中国は共産国家(偏った一部の人による政治)であり、日本人のように感性豊かな感情は少ないゆえに白か黒かで物事を判断する。これは白人はもっと強いように思う。

 簡単に言えば、コオロギの声や虫の声が騒音に聞こえるか?風流に感じるかの違いがあるのです。感情豊かな日本の伝統を守りたいと思うところです。隣の池のカエルの鳴き声がうるさいと訴えるのではなく、鳴き声で季節を感じる心を育てたいものです。ストレス社会では難しいかな?

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