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2021年06月04日 [除霊]

NO249・・・サナート・クメラ4

「レミユア大陸の北斗星がまだ健全で、大新月の形した陸地がマダカスカルを含めて赤道に沿い、蜒(えん)々として拡がっていた時の事である。今のゴビ砂漠全体を占めていた海は、北ヒマラヤの巌山(いわやま)を岸として波立っていた。その折、地球史上の最大戯曲が演出される準備が出来ていた。これが焰の君たちの来訪となる。

 月の神と第三根本人種(レミュリア人種)の守護神摩奴(まぬ)は、人類を進化せしめて、知性の芽立を早めんがため最善をつくした。この時、獣類が進化して人間王国に移住して来る門戸が堅く閉ざされた。

 天体の配列に大変化が起こり、地球磁力の膨起が、金星からの来訪に、極めて好都合の状態となった。今から650年前のことである。この大事変こそ、人類史上の一大エポック・メーキングであった。

 その時、測り知るべからず高所から、殷々轟々(いんいんごうごう)とうなりをあげ、燃え輝く火に包まれ、大空に焔の舌を発するが如く、霊火の子たち、すなわち金星からの焔
の君たちの天車が閃きいでた。

 それが白鳥の上を漂ようて、そこに天下ったのである。白鳥はゴビ海の懐に微笑む島で、常緑に四時の花咲香る島だった。かくて地球は最も美しい土地に天下った霊王を迎えた。ここに永遠無垢の若いサナート・クメラが地球の統治者として現れ、クリヤ力を以て栄光の体をまとう三十名のアデプトたちと共に、最初のハイラーキを創立した。

 一本のバンヤンの木が枝を出すように、この時から後世のアデプト(超人又は大師)たちが現れようになった。

自称仙人の私は、日本の生き神様の系譜を継承し、祭司として除霊とヒーラーの育成を行っています。

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